プレスリリース
「中西部太平洋まぐろ類委員会(WCPFC)第9回年次会合」の開催について
平成24年12月2日(日曜日)から6日(木曜日)まで、マニラ(フィリピン共和国)において「中西部太平洋まぐろ類委員会(WCPFC) 第9回 年次会合」が開催されます。
会議は非公開です。ただし、冒頭のカメラ撮影は可能です。
1.中西部太平洋まぐろ類委員会(WCPFC)の概要
「中西部太平洋まぐろ類委員会(WCPFC*1)」は、中西部太平洋における高度回遊性魚類(マグロ、カツオ、カジキ類)資源の長期的な保存及び持続可能な利用を目的とした地域漁業管理機関です。
*1 WCPFC: Western and Central Pacific Fisheries Commission
2.開催日程及び場所
日程:平成24年12月2日(日曜日)~6日(木曜日)
場所:マニラ(フィリピン共和国)
3.参加予定国・地域
日本、フィリピン、中国、韓国、米国、豪州、太平洋島嶼国(パプア・ニューギニア、マーシャル諸島、サモア、フィジー等)、EU、台湾等
(締約国23ヶ国+EU、台湾)
4.我が国出席者
宮原 正典 (みやはら まさのり) 水産庁 次長(政府代表)ほか、水産庁、外務省、独立行政法人 水産総合研究センター及び関係業界の関係者
5.主要議題
(1) メバチ・キハダ・カツオの保存管理措置
来年以降の保存管理措置(*2)について議論が行われます。
*2 現行の保存管理措置
(a)まき網漁業
集魚装置を用いた操業の3ヶ月間(7-9月)禁止
(b)はえ縄漁業
メバチの漁獲量を2001-2004年の平均値から30%削減
キハダの漁獲量を2001-2004年の平均値より増やさない
(2)太平洋クロマグロの保存管理措置
本年9月に開催された北小委員会(*3)で合意された、現行の保存管理措置(*4)を1年間延長するとの勧告について審議が行われます。
*3:主に北緯20度以北に分布する太平洋クロマグロ、ビンナガ、メカジキについては、北小委員会が保存管理措置案を作成し、年次会合に勧告する。
*4:現行の保存管理措置
太平洋クロマグロの漁獲努力量を2002-2004年水準より低い水準で管理し、未成魚(0-3才)の漁獲量を2002-2004年水準から削減。
6.その他
会議は非公開ですが、冒頭のカメラ撮影は可能です。
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お問合せ先
資源管理部国際課
担当者:金子、赤塚
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