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プレスリリース

「全米熱帯まぐろ類委員会(IATTC)第89回会合(年次会合)」の開催について

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平成27年6月26日
水産庁

平成27 年6 月29 日(月曜日)から7月3日(金曜日)まで、グアヤキル(エクアドル共和国)において「全米熱帯まぐろ類委員会(IATTC)第89回会合(年次会合)」が開催されます。会議は非公開ですが、冒頭カメラ撮りは可能です。

 

1.全米熱帯まぐろ類委員会(IATTC)について

「全米熱帯まぐろ類委員会(IATTC*)」は東部太平洋のかつお・まぐろ類資源の持続的利用を目的とする地域漁業管理機関です。

IATTC: Inter-American Tropical Tuna Commission

 2.開催日程及び場所

日程:平成27 年6 月29 日(月曜日)~7月3 日(金曜日)
場所:グアヤキル(エクアドル共和国)

3.参加予定国・地域

日本、韓国、米国、カナダ、EU、中国、フランス、コスタリカ、パナマ、エルサルバドル、グアテマラ、エクアドル、メキシコ、ニカラグア、バヌアツ、ベネズエラ、ベリーズ、台湾、ペルー、コロンビア、キリバス(19ヶ国+EU、台湾)

4.我が国出席予定者

神谷崇(こうやたかし) 水産庁 資源管理部参事官ほか、水産庁、国立研究開発法人 水産総合研究センター及び関係業界の関係者

5.主要議題

(1)メバチ・キハダの保存管理措置について

(2)太平洋クロマグロの資源回復後の長期的な資源管理方針について

(漁獲上限に関する議論は、2016年まで漁獲上限が決定していることから、

今回は行われない予定)

6.参考

(1)現在有効な保存管理措置

(ア)メバチ・キハダ

(ア)まき網漁業:62日間の全面禁漁。沖合特定区での1ヶ月禁漁。

(イ)はえ縄漁業:国別メバチ漁獲枠の設定(我が国漁獲枠は32,372トン)。

(イ)太平洋クロマグロ(2015年、2016年)

(ア)商業漁業については、2015年及び2016年の年間漁獲上限3,300トンを原則

とし、2年間の合計が6,600トンを超えないように管理する。

(イ)30キロ未満の漁獲の比率を50パーセントまで削減するよう努力し、2016年

の年次会合において2015年の操業結果のレビューを行う。

(ウ)遊漁については、2015年に商業漁業と同等の削減措置を取り、委員会に報告

する。

(エ)委員会は漁獲証明制度(CDS*)の設立にむけ協力する。

CDS: Catch Documentation Scheme

(オ)2017年以降の措置については2016年の年次会合において検討する。

(2)条約水域に於ける我が国漁船の操業状況(2013年)

はえ縄船約80隻が、メバチ11,908トン、キハダ3,110トンを漁獲。

(クロマグロの漁獲はない)

 7.その他

会議は非公開ですが、冒頭カメラ撮りは可能です。報道対応については、IATTC事務局へお問い合わせ下さい。

IATTC事務局連絡先webmaster@iattc.org
IATTCホームページhttp://www.iattc.org/Homeeng.htm

お問合せ先

資源管理部国際課
担当者:国際協定第1班竹田、飯岡
代表:03-3502-8111(内線6745)
ダイヤルイン:03-3502-8459
FAX:03-3504-2649

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