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水産庁

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プレスリリース

「2016年度第二期北西太平洋鯨類捕獲調査(秋季沿岸域調査)」の実施について

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平成28年9月5日
水産庁
「第二期北西太平洋鯨類捕獲調査計画」に基づき、北海道釧路市釧路沖で鯨類捕獲調査が実施されます。

1.調査の目的及び概要

本調査は、鯨類の摂餌生態を詳細に解明し、海洋生態系の総合的管理に貢献するため、毎年、春と秋に実施されているものです。
例年、春は宮城県石巻市鮎川沖、秋は北海道釧路市釧路沖でミンククジラの捕獲調査を実施しており、胃内容物の餌生物種の同定、内容物量の測定、生物学的情報の収集等を行っています。
本調査は、国際捕鯨取締条約第8条に基づき、農林水産大臣の許可を受けて実施されるものです。

2.調査実施主体

一般社団法人 地域捕鯨推進協会
  調査総括 加藤 秀弘(国立大学法人 東京海洋大学 教授)
  調査団長 吉田 英可(国立研究開発法人 水産研究・教育機構)

3.調査期間

平成28年9月5日(月曜日)から10月下旬まで実施(捕獲上限頭数に達し次第終了)。
なお、捕獲調査に併せて、非致死的調査の実効可能性・有用性を検証するため、ミンククジラからのバイオプシー(皮膚標本)(注)の採取等を実施予定。
(注)DNA等を解析するため、鯨の表皮の一部を採取するもの

4.調査海域

北海道釧路市釧路港を中心とした半径50マイル以内の海域

5.調査参加船

標本採集船:4隻

6.捕獲対象種及び捕獲上限頭数

ミンククジラ51頭

お問合せ先

資源管理部国際課捕鯨室

担当者:髙屋、森田(侑)
代表:03-3502-8111(内線6762)
ダイヤルイン:03-3502-2443
FAX番号:03-3504-2649