プレスリリース
「平成29年度北西太平洋鯨類科学調査(太平洋側沿岸域調査)」の実施について
「新北西太平洋鯨類科学調査計画(NEWREP-NP)」に基づき、太平洋側沿岸域で鯨類科学調査が実施されます。
1.調査の目的及び概要
本調査は、日本沿岸域におけるミンククジラのより精緻な捕獲枠算出を目的として、実施するものです。なお、NEWREP-NPでは、沿岸域調査として、太平洋沿岸域と網走沿岸域でミンククジラの捕獲調査を実施することとしており、年齢情報等の生物学的情報の収集、胃内容物の餌生物種の同定・内容物量の測定等を行います。
本調査は、国際捕鯨取締条約第8条に基づき、農林水産大臣の許可を受けて実施されるものです。
2.調査実施主体
一般社団法人 地域捕鯨推進協会調査総括 加藤 秀弘(国立大学法人 東京海洋大学 教授)
調査団長 安永 玄太((一財)日本鯨類研究所)
3.調査期間
平成29年7月18日(火曜日)から10月下旬まで実施(捕獲上限頭数に達し次第終了)。
4.調査海域
北三陸から北海道にかけての太平洋側沿岸域(青森県八戸市八戸港を中心とした沿岸域。その後、ミンククジラの回遊に合わせ、北海道釧路市釧路港を中心とした沿岸域。)
5.捕獲対象種及び捕獲上限頭数
ミンククジラ 80頭6.調査船
八戸沖 標本採集船 2隻 探索支援船 6隻釧路沖 未定
7.参考
・新北西太平洋鯨類科学調査計画(NEWREP-NP)の概要については、以下のURLで御覧になれます。https://www.jfa.maff.go.jp/j/whale/index.html
今年度の網走沿岸域調査の結果については、以下のURLで御覧になれます。
https://www.jfa.maff.go.jp/j/press/kokusai/170710.html
お問合せ先
資源管理部国際課
担当者:高屋、槇、森田
代表:03-3502-8111(内線6762)
ダイヤルイン:03-3501-3861