プレスリリース
「漁港・漁場の施設の設計参考図書」の改訂について
水産庁は、漁港・漁場の施設の設計に関する技術書である「漁港・漁場の施設の設計参考図書」(以下、「設計参考図書」という。)を8年ぶりに改訂いたしました。
1.経緯
2015年の設計参考図書の公表後、気候変動に関する政府間パネル(IPCC)による報告書における将来予測を前提とした気候変動適応策を始め、漁港・漁場の設計に係る技術的知見が数多く蓄積されてきたことから、より合理性の高い設計を行えるよう、それらの知見を設計実務に反映させることが急務となっていたことを踏まえ、今般、設計参考図書を改訂いたしました。
2.主な内容
新たな技術的知見を踏まえた設計の見直し
〇 気候変動適応策の導入
〇 津波流れに対する被覆材安定質量算定式の変更
〇 設計沖波の点検・見直し方法の追加
〇 照査用震度の適用範囲の拡大
〇 漁場の施設の安定性照査方法の変更 等
なお、今回の改訂の概要及び新旧対照表について、以下のURLで御覧になれます。
https://www.jfa.maff.go.jp/j/gyoko_gyozyo/g_thema/sekkei_kaitei.html
お問合せ先
漁港漁場整備部整備課
担当者:田村、提箸
代表:03-3502-8111(内線6880)
ダイヤルイン:03-6744-2390