令和4年度補正予算水産業スマート化推進事業のうちスマート水産機械導入利用支援について
1.事業の趣旨・概要
操業の効率化による生産性向上や資源評価の高度化のために、漁獲量、漁場環境、漁船の操業情報等のデータを収集し、利活用するICT等の先端技術を用いた機械等の導入利用を支援します。「交付等要綱(一部抜粋)」及び「交付等要綱の運用について(一部抜粋)」は本事業に関係する記載のみを抜粋しております。
事業概要(PDF : 802KB)
交付等要綱(一部抜粋)(PDF : 643KB)
交付等要綱の運用について(一部抜粋)(PDF : 457KB)
2.本事業助成対象となる機械等について
本事業において助成対象とする機械等について、選定結果は、下記マリノフォーラム21のHPをご参照ください。https://www.mf21.or.jp/R4top2.html
本公募で登録された機械等は、導入を希望する事業実施者(漁業者グループ等)からの助成申請が採択されたのちに受注・納品されることとなります。
3.助成金申請の公募について
本事業助成対象となる機械等の導入を希望する事業実施者(漁業者グループ等)からの助成金申請の公募が開始されました。公募の期間は以下のとおりです。(事業実施機関リスト登録済みの都道府県からの申請の場合)
3月9日(木曜日)~ 4月12日(水曜日)12時まで
(事業実施機関リスト登録が未了の都道府県からの申請の場合)
3月9日(木曜日)~ 3月31日(金曜日)12時まで
詳細については、下記マリノフォーラム21のHPをご参照ください。
https://www.mf21.or.jp/230309_smart_d.shtml
4.スマートブイネットワークへデータを提供する場合について
導入する機械等を用いて資源評価・管理又は漁場環境把握の高度化や養殖業成長産業化に資するデータを収集し、国等の試験研究機関に提供する場合にあたっては、補助率を3分の2とすることとしています。特に、水産庁の保有する(※1)水産海洋情報ネットワーク(スマートブイネットワーク)へデータ提供をすることで補助率を3分の2として申請する場合、ご相談の窓口を以下のとおり開設いたしました。受け入れられるデータかどうか確認する必要もございますので、メーカー各社様からの事前確認をいただけますよう、よろしくお願い申し上げます。(※2)
(※1)水産庁との委託契約に基づき、一般社団法人漁業情報サービスセンター(JAFIC)がスマートブイネットワークを管理しています。
(※2)ご相談内容は技術的な話になりますので、事業実施者(機械等の購入希望者)から直接ではなく、メーカー様が事業実施者の申請予定案件を束ねたうえでご相談いただけますよう、ご協力お願い申し上げます。
【ご相談窓口】
smartsuisan@jafic.or.jp
【スキーム】
・メーカーが漁業者等の事業実施者の申請予定案件をとりまとめ、JAFICへ相談(相談の際、サンプルデータとブイの設置場所(大体の緯度・経度)、観測内容)
※基本的にスマートブイネットワーク対応の観測ブイからのデータは受けられるが、非対応のブイのデータや、ブイ以外の自動給餌機は要相談。
※設置型ではない海洋環境データ(漁船からのデータ)の場合はサンプルデータとともに要相談。
※魚群探知機のデータは不可
↓(データを受信可能と判断された場合)
設置場所等のブイの基本情報(ブイマスタの登録内容)をJAFICに送付
データ提供者が同意書へ署名(または記名押印)し、JAFICへ提出
※フォーマットはJAFICが用意します
※書面を送付またはPDFを送付のどちらでも構わない
※助成金申請の1グループあたりの人数が多い場合は、代表者の名前で署名し代表者以外の者についてのリストを別添として付すという形でも可
↓助成金申請者は、同意書の写し(PDF形式)を、助成金の申請書に添付しマリノフォーラムへ提出
【規程】
スマートブイネットワークへのデータ提供に関する規程は、以下のとおりとなります。
海洋観測データ提供規程(PDF : 280KB)
海洋観測データ提供規程【別紙(同意書)】(WORD : 24KB)
お問合せ先
増殖推進部研究指導課
ダイヤルイン:03-3502-8482