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水産庁

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初めて水産白書をお読みになる方へ

水産白書について

漁業取締船 鳳翔丸
  水産白書では、我が国及び世界の水産業を取り巻く情勢について幅広く紹介しています。
  漁業・養殖業の動向、水産物需給の動向、その他各種施策等、水産のトレンドをまとめた一冊となっています。水産業に興味のある方や水産分野の知識を深めたい方にぴったりです。

令和3年度水産白書について

  令和3年度水産白書の各章を紹介していきます。

〈令和3年度水産白書全文はこちら

新たに策定された「水産基本計画」に注目!

  特集1「新たな水産基本計画」では、令和4年3月に閣議決定された水産基本計画について記述しています。
  水産基本計画は、水産基本法に基づき水産施策を推進するための中期的な指針であり、平成14年から5年ごとに策定されています。過去の水産基本計画について振り返るとともに、新たな水産基本計画の概要について紹介しています。


これまでの水産基本計画の概要 これまでの水産基本計画の概要

新たな水産基本計画の概要
新たな水産基本計画の概要

〈特集1はこちら

新型コロナウイルス感染症と水産業

  特集2では、令和2年以降の新型コロナウイルス感染症の世界的な大流行により生じた、我が国の水産業への影響とその対策を記述しています。
  スーパーマーケットやインターネットでの水産物の需要の増加といった消費者に身近な話題から、漁業者、水産加工・流通業者への緊急経済対策まで、幅広く紹介しています。

〈特集2はこちら

外食、調理食品及び魚介類の支出金額の対令和元年同月増減率 外食、調理食品及び魚介類の支出金額の対令和元年同月増減率


我が国の水産物の消費量が減少

  第1章では、我が国の水産物消費等について記述しています。
  1人当たりの食用魚介類の消費量は近年減少し続けており、よく食べられる魚介類もイカやエビからサケやマグロへと変化しています。この背景には、簡便化志向等の消費者の食の志向の変化が関わっています。
  皆さんはどの水産物をよく食べますか?


生鮮魚介類の1人1年当たりの購入量及びその上位品目の購入量の変化
生鮮魚介類の1人1年当たりの購入量及びその上位品目の購入量の変化

〈第1章はこちら

我が国の水産業を大解剖!

  第2章では、国内生産、漁業経営、漁業就業者、労働環境や流通・加工といった、我が国の水産業の動向について幅広く紹介しています。
  漁業者の年齢構成や所得など、今の水産業ってどうなっているの、という疑問にお答えします。

〈第2章はこちら

我が国の漁業・養殖業の生産量の推移
我が国の漁業・養殖業の生産量の推移
海面:海(一部の湖沼を含む。)
内水面:河川・湖沼

新たな資源管理

  第3章では、我が国の資源管理について紹介しています。
  水産資源は、適切に管理すれば、将来にわたって持続的に利用可能な資源です。漁獲量の回復を目指して、資源評価の対象魚種の拡大、TAC(※1)・IQ(※2)管理の推進等の取組状況について、細かく説明しています。そのほか、漁業取締りや漁場環境の保全の取組についても記述しています。
  皆さんが口にする水産物がどのような資源状態にあるのかのぞいてみましょう!

(※1)TAC:Total Allowable Catch。1年間に漁獲可能な量。
(※2)IQ:Individual Quota。TACを漁業者ごとに割り当てた量。


〈第3章はこちら

我が国周辺の資源水準の状況
我が国周辺の資源水準の状況

世界で需要の高まる水産物

  第4章では、世界の漁業・養殖業の生産量や各国の食用魚介類の消費量等を紹介しています。
  世界の人口が増加し、経済発展とともに食が多様化する中で、国際的に水産物の需要が高まっていることが分かります。そのほか、クロマグロ等の国際的な資源管理についても記述しています。


世界の漁業・養殖業生産量の推移 世界の漁業・養殖業生産量の推移

〈第4章はこちら

漁村を元気づける 海業 うみぎょう

第5章では、水産基本計画と漁港漁場整備長期計画に新たに盛り込まれた「海業うみぎょう」について紹介しています。
  海業とは、「海や漁村の地域資源の価値や魅力を活用する事業」と定義されており、未利用の漁港施設を利用した水産物の販売・提供や漁業体験等の海にまつわる事業を通じ、漁村の活性化を目指すものです。
  休日を利用して漁村に泊まって、海の魅力に触れてみませんか?

〈第5章はこちら

海業の一例

海業の一例

東日本大震災からの復興

  第6章では、東日本大震災からの復旧・復興状況について紹介しています。
  また、東京電力福島第一原子力発電所事故の影響への対応として、水産物の放射性物質モニタリング、ALPS処理水、諸外国による輸入規制等の状況について説明しています。

水産物の放射性物質モニタリング結果(海水)
水産物の放射性物質モニタリング結果(海水)

〈第6章はこちら

水産業のデータブック

  漁業・養殖業生産量や輸出量のこれまでの推移等、調べ物に役立つ参考図表を付けています。
  ぜひ御活用ください。

〈参考図表はこちら

お問合せ先

漁政部企画課
担当者:動向分析班
代表:03-3502-8111(内線6578)
ダイヤルイン:03-6744-2344