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(2)世界の水産物消費

〈世界の1人1年当たりの食用魚介類の消費量は増加傾向〉

世界では、1人1年当たりの食用魚介類の消費量が過去50年で約2倍に増加し、近年においてもそのペースは衰えていません。1人1年当たりの食用魚介類の消費量の増加は世界的な傾向ですが、とりわけ、元来魚食習慣のあるアジアやオセアニア地域では、生活水準の向上に伴って顕著な増加を示しています。特に、中国では過去50年で約10倍、インドネシアでは約4倍となるなど、新興国を中心とした伸びが目立ちます。一方、我が国の1人1年当たりの食用魚介類の消費量は、世界平均の2倍を上回ってはいるものの、約50年前の水準を下回っており、世界の中では例外的な動きを見せています(図表4-6)。

図表4-6 世界の1人1年当たり食用魚介類の消費量の推移(粗食料ベース)

図表4-6 世界の1人1年当たり食用魚介類の消費量の推移(粗食料ベース)

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