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プレスリリース

「全米熱帯まぐろ類委員会(IATTC)第85回年次会合」の結果について

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平成25年6月15日
水産庁

平成25年6月10日(月曜日)から14 日(金曜日)まで、ベラクルス(メキシコ)において「全米熱帯まぐろ類委員会 (IATTC) 第85回年次会合」が開催され、東部太平洋のまぐろ資源の保存管理措置が合意されました。

1.全米熱帯まぐろ類委員会(IATTC)について

全米熱帯まぐろ類委員会(IATTC*)」は東部太平洋のかつお・まぐろ類資源の持続的利用を目的とする地域漁業管理機関です。
IATTC: Inter-American Tropical Tuna Commission

2.開催日程及び場所

日時: 平成25年6月10日(月曜日)から14 日(金曜日)まで
場所: ベラクルス(メキシコ)

3.参加国・地域

 日本、韓国、米国、カナダ、EU、中国、フランス、コスタリカ、パナマ、エルサルバドル、グアテマラ、エクアドル、メキシコ、ニカラグア、バヌアツ、ベネズエラ、ベリーズ、台湾、ペルー、コロンビア、ボリビア、クック諸島、インドネシア、ホンジュラス(22ヶ国+EU、台湾)

4.我が国出席者

田中 健吾 水産庁 国際課 漁業交渉官ほか、水産庁、外務省、独立行政法人 水産総合研究センター及び関係業界の関係者

5.結果概要

(1)メバチ・キハダの保存管理措置について
以下を内容とする現行の保存管理措置を2016年(毎年レビューを実施)まで継続することが合意されました。
現行のメバチ・キハダの保存管理措置
まき網漁業:62日間の全面禁漁。沖合特定区での1ヶ月間禁漁。
はえ縄漁業:国別メバチ漁獲枠の設定(我が国漁獲枠は32,372トン) 

(2)太平洋クロマグロの保存管理措置について
2014年について、5,000トンの漁獲枠が設定されました(我が国漁船による漁獲実績はない)。
現行の太平洋クロマグロの保存管理措置
2012年、2013年の2年間の合計で10,000トンの漁獲枠
 *2015年以降の措置については、本年の中西部太平洋まぐろ類委員会年次会合で採択される措置や、最新の資源状況等を考慮し、来年検討される予定。

(3)2014年の年次会合はリマ(ペルー)で開催する予定です。

6.条約水域における我が国漁船の操業状況(2011年)

はえ縄漁船約90隻が、メバチ11,782トン、キハダ2,011トンを漁獲(クロマグロの漁獲はない)。

7.その他

(参考)
平成25年6月7日付プレスリリース「全米熱帯まぐろ類委員会(IATTC)第85回年次会合」の開催について

https://www.jfa.maff.go.jp/j/press/kokusai/121109_1.html 

<添付資料>(添付ファイルは別ウィンドウで開きます。)
IATTCの概要(PDF : 118KB)

お問合せ先

資源管理部国際課
担当者:飯岡、竹田
代表:03-3502-8111(内線6745)
ダイヤルイン:03-3502-8459
FAX:03-3504-2649