白鷺
農林水産大臣 島村宜伸 揮毫(平成17年3月28日 命名)
白鷺 主要目 |
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長さ(全長) |
42.50メートル |
配属 |
漁業取締本部 |
幅(型) |
6.70メートル |
定けい港 |
神戸 |
総トン数 |
149トン |
従業制限(航行区域) |
第三種 |
最大搭載人員 |
20名 |
竣工年月日 |
平成17年3月28日 |
(24時間未満) |
26名 |
建造所 |
三菱重工業 |
目的・用途
本船は、漁業取締本部神戸支部配属の漁業取締船で、主に瀬戸内海及び四国周辺太平洋海域の我が国漁船の指導取締を行うことを目的としています。
1.基本性能
- ディープV型船型を採用し、アルミ軽合金を使用することにより、船体の軽量化を図り、高速性能及び耐航性能に優れています。
- ウォータージェット推進装置を採用しています。
- 良好な視界と機動性を確保した高度集約型船橋を採用しています。
2.主な設備
- フィンスタビライザー
- LED式情報表示板
- 取締兼交通艇
3.建造の経緯
漁業取締船旧白鷺(97トン)は、水産庁では唯一の高速漁業取締船として昭和63年に建造され、主として瀬戸内海及び四国周辺太平洋海域において大臣許可、知事許可漁業に従事している我が国漁船の指導取締に活躍してきました。しかし、建造以来17年が経過していたため、船体(軽合金)、機関及び諸設備が著しく老朽化し、十分な取締業務が行い難くなっていたところでありました。
一方、近年の違反操業は、漁船の性能向上や情報機器の普及に伴い悪質、巧妙化する傾向があることから、良好な耐航性を有し、高速違反船に対して機動的に行動できる運動性能を有した2代目白鷺を建造しました。
初代白鷺(1988-2005)
初代白鷺(97トン)は、白鷺丸(1968-1988)昭和43年建造の代船として昭和63年に建造され、平成17年に現在の白鷺と交替するまで、主として瀬戸内海及び四国周辺太平洋海域での我が国漁船の指導取締に活躍しました。
2代目白鷺丸 | 初代白鷺丸 |
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お問合せ先
漁政部漁政課
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