1 競争力ある流通構造の確立
世界の水産物需要が高まる中で、我が国漁業の成長産業化を図るためには、輸出を視野に入れて、品質面・コスト面等で競争力ある流通構造を確立する必要があることから、以下の流通改革を進めました。
1) 漁業者の所得向上に資するとともに、消費者ニーズに応えた水産物の供給を進めるため、品質・衛生管理の強化、産地市場の統合・重点化を推進し、これとの関係で、漁港機能の再編・集約化や水揚漁港の重点化を推進しました。また、消費地にも産地サイドの流通拠点の確保等を進めました。
2) 資源管理の徹底とIUU漁業の撲滅を図り、また、輸出を促進する等の観点から、トレーサビリティの出発点である漁獲証明に係る法制度の整備を進めることについて、学識経験者、生産者団体、加工・流通・小売団体等から意見を聴きながら検討を行いました。
また、ICT等を最大限活用し、トレーサビリティの取組を推進しました。
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