7 安全対策
(1)安全確保に向けた取組
ア 安全推進員・安全責任者の養成
漁船の労働環境改善や安全対策を行う安全推進員及びその取組を指導する安全責任者を養成するとともに、両者が講じた優良な対策事例の情報共有等を図ることで、両者の必要性の認識を広げ、養成人数の増加を促進します。
また、関係機関等と連携し、漁業に特有の事故情報の収集・分析や対策の検討・実施に加え、これらの取組の効果の検証等を行い、関係者全体でPDCAサイクルを回すことにより、漁業労働災害防止を推進します。
イ ライフジャケットの着用徹底
漁業者の命を守るライフジャケットについては、平成30(2018)年2月からその着用が義務化され、令和4(2022)年2月から罰則が適用されたことを踏まえ、関係省庁及び関係都道府県とともに、より一層着用の徹底を図ります。
(2)安全確保に向けた技術導入
漁業では、見張りの不足や操船ミスなどの人為的要因による衝突事故等が数多く発生しているため、安全意識啓発等の取組に加え、人為的過誤等を防止・回避するための新技術の開発・実装・普及を促進します。
お問合せ先
水産庁漁政部企画課
担当者:動向分析班
代表:03-3502-8111(内線6578)
ダイヤルイン:03-6744-2344