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水産庁

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(5)岩手県大船渡市における林野火災への対応

令和7(2025)年2月下旬に発生した岩手県大船渡おおふなと市における林野火災は、約2,900ha(令和7(2025)年3月28日時点調査中)の林野が焼損する甚大な被害となりました。農林水産省では、火災発生後、農林水産副大臣を本部長、農林水産大臣政務官を副本部長とする林野火災対策本部を設置し、迅速な情報収集や技術支援を行いました。鎮圧から8日後の3月17日には農林水産副大臣と農林水産大臣政務官が、現地の農林水産関係被害状況を視察し、大船渡市長との意見交換を行いました。

この火災により、綾里りょうり漁港内の漁具等を保管する倉庫及び倉庫内に保管していた定置網が焼損したほか、養殖ワカメ等の操業に影響が及ぶなど、水産関係の被害が発生しました。

また、東日本大震災により被災した地域でもあることなどを踏まえ、焼損した定置網や倉庫等に対して特段の支援を行うこととしました。

鎮火の目処が立ちつつあった同年4月4日には、農林水産大臣、農林水産副大臣、農林水産大臣政務官が現地を訪れ、これらの支援措置について、漁業者の方々に直接説明を行うとともに、これを発表しました。

農林水産省としては、引き続き、地元からのご相談に丁寧に応じ、これら支援措置の活用に向けた助言を含め、岩手県や大船渡市とも連携し、復旧に取り組んでいくこととしています。

被災した倉庫

お問合せ先

水産庁漁政部企画課

担当者:動向分析班
代表:03-3502-8111(内線6578)
ダイヤルイン:03-6744-2344