水産庁公式ブログ「アワビのステーキ食べてみたいよね」2023年6月

【6月29日 佃煮の日2023~佃煮が食べたい!~】
水産庁職員は仮の姿、佃煮エージェントKがお送りする「佃煮の世界」!
皆さんお待ちかねのこの日がきました!
今日6月29日は佃煮の日!
佃煮発祥の地、佃島の守り神である住吉神社が建立されたのが正保2年(1646年)6月29日。
「29」と「佃煮」をかけ、「佃煮の日」になりました。(見て楽しい、行って美味しい佃島MAPはこちら)
記念すべき佃煮の日2023にお送りするのは
「佃煮が食べたい」!
お腹を空かせた佃煮エージェントK が佃煮 を自作し食べます!
これを見ればあなたも佃煮を作って食べたくなること間違いなし
いかがでしたでしょうか。
今日はみんなで佃煮を食べましょう!!
【6月14日「出世魚のように…」新入職員に“春のブリ”を贈る!三重県尾鷲市の取り組みが高知県室戸市に広がる】
三重県尾鷲市から水産庁へ、2年間の出向を終えたUです。
ブリになるにはまだまだですが、ワラサぐらいにはなれたでしょうか。
さて、私が勤務に戻った尾鷲市役所では、令和4年度から、入庁式に「ブリのように出世してほしい」との願いを込めて、市長から新人職員にブリを贈呈する取り組みが始まり、今年で2年目になります。
春ブリのPRで尾鷲市と情報交換をしてきた高知県室戸市でも、今年初めて新規採用職員にブリが贈呈されたそうです。
新規採用職員辞令交付式(三重県尾鷲市)
新規採用職員辞令交付式(高知県室戸市)
春は門出の季節。
ブリが出世魚の代表であることにかけて「子どもの成長」「新社会人・新入学生の活躍」「昇進・栄転のお祝い」
といった願いやお祝いの気持ちを込めてブリをプレゼントしたり食卓に取り入れたりする文化が日本全国に広がり、全国の春ブリの産地が、一層盛り上がることに期待したいですね!
天然ブリの旬はいつかと聞かれたら、日本海の「冬」を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。
実は三重県をはじめとする太平洋側では3~4月の「春」、春が旬なのです!
春に群れでやってくる「春ブリ」は、北の海で栄養を蓄え、丸々と太って脂が乗っています。
三重県水産研究所と三重県尾鷲市の調査では、「春ブリ」の脂肪率は15%以上の非常に高い値を示しており、
これは寿司ネタでも人気のサーモンの脂肪率17%(日本食品標準成分表2020年版(八訂))と同じくらいの値です。
「ブリ=春も美味しい」というイメージを消費者に広く知ってもらいたいという思いから、ブリが市の魚に指定されている尾鷲市では、ブリが出世魚であることにちなみ、4月3日の入庁式に、「ブリのように出世して欲しい」と思いを込めて、市長から新人職員にブリが贈呈されました。この取り組みに賛同した地元の水産会社でも昨年に引き続き、入庁式で社長から新入社員にブリが贈呈されています。
地元の小売量販店でもブリが出世魚であることを謳い文句にして宣伝したり、テレビ番組でも取り上げられたりするなど、地元を中心にこの取り組みが広がっているそうです。
将来的には、節分の日の恵方巻やバレンタインデーのチョコレートのように、新社会人や新入学生、昇進、栄転といった門出のイベントのある「春」に、ブリをプレゼントしたり食卓に取り入れたりする文化が広がって欲しいとのことです。
○昨年の記事はこちら↓
https://www.jfa.maff.go.jp/j/koho/blog/202204.html#a2
(水産庁公式ブログ「アワビのステーキ食べてみたいよね」2022年4月【4月15日新入職員に”春のブリ”を贈る!】)
○春のブリについて、もっと知りたい方はこちら↓
https://www.city.owase.lg.jp/contents_detail.php?co=cat&frmId=17745&frmCd=34-13-2-0-0
(尾鷲市役所HP「実はおいしい『春』のブリ」)
○三重の天然ブリは、プライドフィッシュにも登録されています↓
https://www.pride-fish.jp/JPF/pref/detail.php?pk=1584318609
(プライドフィッシュ三重の天然ブリ)
○高知の天然ブリも、プライドフィッシュにも登録されています↓
https://pride-fish.jp/JPF/pref/detail.php?pk=1445923867
(プライドフィッシュ定置獲れたて室戸ブリ)
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漁政部漁政課広報班
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