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(2)我が国の内水面環境の変化

〈湖沼等における水環境の変化〉

我が国の湖沼においては、過去にない水環境の変化が生じています。例えば、琵琶湖では冬季の気温上昇により、表層の水と底層の水との混合が弱まったこと*1や、一部の湖沼では湖水の循環の弱まりにより湖底の溶存酸素が低下し貧酸素化する傾向が確認されています。

また、全国の河川の昭和56(1981)年度から平成19(2007)年度までの水温変化について、7割を超える観測地点で水温の上昇傾向が確認されています*2

  1. 令和元(2019)年春には全循環が観測史上初めて観測されなかった。
  2. 全国の河川3,121観測点のうち、夏季は73%、冬季は77%で水温の上昇傾向が確認。なお、水温の上昇は自然的要因のほか、人為的要因も考えられる。

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水産庁漁政部企画課

担当者:動向分析班
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