このページの本文へ移動

水産庁

メニュー

水産庁公式ブログ「アワビのステーキ食べてみたいよね」2020年2月

フェイスブック節分
2月27日|2月17日|2月13日|2月3日|

ブログトップ 月別記事一覧  ねねの紹介 ねね画廊  

【2月27日 水産庁船舶職員募集!】

水産庁では、漁業取締船と漁業調査船の船舶職員(航海士、甲板・機関・司厨部員)を募集しています。

国家公務員として、海を舞台に一緒に活躍してくれる仲間を待っています。



【2月17日 スマート水産業】

近年、漁業においてもICTなどの先端技術の開発や利活用が進み始めています。

例えば、このような場面で利用されています。

1.養殖業において、カメラで魚の様子をリアルタイムに見ながらスマートフォンで餌やりをする
スマート水産業1

2.漁業において、人工衛星や海洋調査などのデータを使って、魚が集まる場所を予測し、漁師さんが効率的に操業を行えるようサービスを提供する
スマート水産業2

3.市場において、漁獲物の計量や取引行為(競りや入札)を、タブレットを使って職員の入力・集計作業の大幅な省力化を図り、余った時間を別の業務や新たな事業に充てる
スマート水産業3

水産庁としても、定期的に関係者と意見交換をしながら、操業・経営支援に繋がるような先端技術のニーズの把握や技術開発などを進めているところです。

近い将来、ICTなどを最大限に利活用した新しい水産業「スマート水産業」が社会実装されることで、持続的な水産業を実現し、多くの若い方たちが「漁師になりたい!」と思うような魅力的な産業にしていきたいと考えています。

【関係者との意見交換の概要については水産庁のHPに掲載しています】
https://www.jfa.maff.go.jp/j/sigen/study/smartkenkyu.html


【2月13日 消波ブロック】

皆さん、テトラポッドってご存知でしょうか?海辺を訪れたときに一度はご覧になっているのではないでしょうか。

でも、テトラポッドは登録商標なので、テトラポッドと呼べるのは実は1種類だけなんです。

一般的な名称は、消波ブロックといいます。いろいろな会社が工夫を凝らした形のブロックを作っていまして、全国に100種類以上はあるんです。

コンクリート製なのでチョットいかついイメージがあるかと思いますが、この消波ブロックは、波のエネルギーを減衰させて、漁港・漁村などを台風等の波浪から守ってくれています。

また、消波ブロックに海藻が繁茂して、隙間には魚類のほかサザエ・アワビなどの生物が生息する空間を創出しています。

消波ブロックにコンブが繁茂しています
消波ブロックにコンブが繁茂しています

消波ブロックで形成された藻場にカンパチが遊泳しています
消波ブロックで形成された藻場にカンパチが遊泳しています

ちなみに、消波ブロックの重さって、どのくらいだと思いますか?波の力によって、大きさを変えて設置していますが、小さいもので1トンくらい、大きいものだと80トンにもなります。

下に重さ比べの絵を付けましましたので、参考にしてください。
最大級

最小級

【2月3日 魚礁ブロックを製作する工事の安全パトロールに同行取材】

2019年7月17日のブログで、水産庁が行っている水産資源の保護や育成を目的とした「保護育成礁」の整備について紹介しました。

今回、その「保護育成礁」で使用する「魚礁ブロック」を製作する工事の安全パトロールに同行取材させて頂きました。

今回の取材先では、こんな形の魚礁ブロックを製作しています
今回の取材先では、こんな形の魚礁ブロックを製作しています。

鳥取県鳥取港の一部をお借りして、数多くの魚礁ブロックを製作しているのですが、この工事は水産庁が発注しているため、東京から監督職員が定期的に現場に出張し、工事安全パトロール※を行っています。

※工事安全パトロールとは、発注者(水産庁)の監督職員と受注者の現場監督が、工事を行っている現場で実際の作業内容を確認しながら、事故防止のための注意点等を確認し合い、工事の安全確保を図る取組みのことです。

鳥取港の一部で作業を行っている様子
鳥取港の一部で作業を行っている様子

<魚礁ブロックの製作工程>
(ア)魚礁ブロックの型枠(縦4~5メートル、横4~5メートル)を組み立てる
→(イ)コンクリートを流し込み、固まるのを待つ
→(ウ)魚礁ブロックから型枠を外し、クレーンを使って仮置場所へ移す
→(エ)型枠についたコンクリートを除去・掃除する
→(ア)へ戻る

(ア)と(イ)の工程
魚礁ブロックは複雑な形をしているため、型枠の中にコンクリートを隙間なく流し込むのには、非常に高度な技術が必要です。

魚礁ブロックの型枠を組み立てている様子
魚礁ブロックの型枠を組み立てている様子

コンクリートそのものは流動性があまり高くないため、隅々まで行き渡らせるために、バイブレーターという道具で振動を与える必要があります。しかし、振動を与えすぎるとコンクリートの成分が分離してしまうため、振動を与えるにも塩梅が非常に難しいそうです。

また、型枠を取り外すまでは、視覚的にコンクリートに隙間があるか確認できないため、コンクリートを流し込む際は、木槌で型枠を叩き、音を聞いて、コンクリートが行き渡っているかを判断するそうです。

職人ですね・・・。

工事現場
魚礁ブロックの型枠にコンクリートを入れ、固まるのを待っている状態です。製作足場に入ってみましたが、通路は狭く、天井も低いので、ヘルメット等の保護具を着用しているものの、どこかに体をぶつけてしまいそうでした。安全確認をしながら作業する必要があるな、と肌で感じました。

(ウ)の工程
魚礁ブロックから型枠が外れたものがズラリと並んでいます。魚礁ブロックに番号を付けて、何月何日に製作したものなのかを分かるように管理しています。

この現場では、4個をセットで製作していくのですが、1セットが出来上がるのに2週間程度かかるそうです。

魚礁ブロック

(エ)の工程
使用した型枠の部品を一つずつバラバラにして、型枠に付着したコンクリートを手作業で綺麗に除去していきます。その後、また型枠を組み立てて、新しい魚礁ブロックを製作していきます。非常に骨の折れる作業ですね。

組み立てる際に、コンクリートが残っている型枠に隙間ができてしまうので、隅から隅まで綺麗にする必要があるそうです。また、型枠部品の1つ1つが大きいもので数トン、小さいものでも100kg程度と非常に重いため、事故を起こさないように、細心の注意が必要です。

型枠に付着したコンクリートを除去している様子
型枠に付着したコンクリートを除去している様子

型枠に付着したコンクリートを除去している様子2
型枠に付着したコンクリートを除去している様子
そんな細かいところも綺麗にするのか・・と思わず、声が出てしまいました。

安全パトロールの最後は、工事現場監督と水産庁の監督職員で、パトロール中に気が付いた注意点などを確認し合い、安全確保に努めていました。今後も引き続き、安全第一で工事を進めてほしいと思いました。

ブログトップ 月別記事一覧  ねねの紹介 ねね画廊