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水産庁

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藻場・干潟・サンゴ礁の保全

藻場

多様な生き物を育み沿岸域の環境を守る藻場、干潟、サンゴ礁。漁村の人々は、かけがえのない海辺の環境の保全を願い、日々活動しています。

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藻場は“海の森”とも呼ばれ、わが国の沿岸域に広く分布しています。海藻・海草の群落による水質や底質の浄化や、多くの生き物の産卵・成育の場などの役割を果たす重要な生息環境となっています。
高度成長期以降、藻場は大幅に減少し、さらに磯焼けという「海の砂漠化」も進行し大きな問題となっています。

藻場を守る漁業者の活動

藻場の働きと現状

  • 藻場の種類と役割
  • 藻場の減少と磯焼け

 

干潟

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干潟には、魚類、貝類、甲殻類など多種多様な生物が棲み、成育・産卵の場となっているとともに、水質・底質の浄化にも大きな役割を果たし、多くの渡り鳥も餌場と休息場を求めて飛来します。
高度成長期以降の沿岸域の埋立によって全国の干潟の面積は、50年あまりで4割も減少しました。

干潟を守る漁業者の活動

干潟の働きと現状

  • 干潟の種類と役割
  • 干潟の減少

サンゴ礁

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サンゴ礁には、きわめて多様な生物群集が見られ、生物生産量も大きく、わが国沿岸域における重要な生物環境であるとともに、美しい景観は観光資源として大きな魅力を持っています。
サンゴ礁を取り巻く状況は近年大きく変化し、温暖化等による大規模な白化現象や陸域からの人為的な影響、食害動物による被害など、サンゴ群集の衰退が各地で深刻化しています。

サンゴ礁を守る漁業者の活動

サンゴ礁の働きと現状

  • サンゴ礁の種類と役割
  • サンゴ礁の減少

藻場・干潟・サンゴ礁の保全、すなわち「沿岸域の環境・生態系保全」は、水産業・漁村の多面的機能の中でも重要な機能のひとつです。全国における藻場・干潟・サンゴ礁の保全活動の実態把握のための調査結果をまとめ、今後の保全活動の推進ための手引き(暫定指針)を作成しました。

沿岸域の環境・生態系保全活動の進め方(暫定指針)