このページの本文へ移動

水産庁

メニュー

プレスリリース

国際原子力機関(IAEA)により実施されたALPS処理水に係る分析機関間比較(ILC)の報告書の公表

  • 印刷
令和8年9月28日
水産庁

〇国際原子力機関(IAEA)が2024年に実施した分析機関間比較(ILC)の報告書を公表。
〇IAEAは、トリチウムの分析などについて、日本の試料採取手順は代表的な試料を採取するために必要な、適切な基準に従っており、かつ、今回のILC及び過去に得られた正確な分析結果から、日本の分析機関が、高い能力及び信頼性を示している旨報告。

今般、IAEAは、2024年に実施したALPS処理水に係る海域モニタリングの裏付けを目的とした分析機関間比較(ILC:Interlaboratory Comparison)の結果を公表しましたのでお知らせします。このILCには中国、韓国及びスイスの分析機関も参加しました。

1.概要

国際原子力機関(IAEA)では、2022年から、IAEAとの間で2021年7月に署名されたALPS処理水の取扱いの安全面のレビューに関する付託事項(TOR)に基づき、ALPS処理水に係る海域モニタリングの裏付けを目的とした分析機関間比較(ILC:Interlaboratory Comparison)を実施しており、水産庁は水産物の試料採取等を担当しています。本事業では、東京電力ホールディングス株式会社福島第一原子力発電所(1F)周辺の海洋試料をIAEAと日本政府は共同で採取し、IAEA及び日本の各分析機関が個別に分析を行い、IAEAが分析結果の比較評価を行っています。

今般IAEAが、第3回目の本ILCの結果に関する報告書を公表しましたのでお知らせします。同報告書は2024年に採取した試料の分析結果等をまとめたものであり、IAEAが選出した中国、韓国及びスイスの分析機関も参加しました。公表された報告書において、IAEAは、トリチウムの分析などについて、日本の分析機関の試料採取手順は代表的な試料を採取するために必要な、適切な基準に従っており、かつ、今回のILC及び過去に得られた正確な分析結果から、日本の分析機関が、高い能力及び信頼性を示している旨報告しています。

また、これらの結果は、我が国の定常的な海域モニタリングとも一致しており、1F周辺の海洋環境の放射性核種濃度が引き続き比較的低く安定していることを示しています。

2.報告書の公表

報告書の全文は、IAEAのホームページで閲覧することができます。
https://www.iaea.org/sites/default/files/2026-09/third-interlaboratory-comparison-on-the-determination-of-radionuclides-in-the-marine-environment.pdf

3.その他

(参考)令和6年10月4日付けプレスリリース「国際原子力機関(IAEA)との共同事業の一環として実施する水産物試料採取について」
https://www.jfa.maff.go.jp/j/press/kenkyu/241004.html

お問合せ先

増殖推進部研究指導課

担当者:放射性物質等監視班
代表:03-3502-8111(内線6782)
ダイヤルイン:03-6744-2030