プレスリリース
「中西部太平洋まぐろ類委員会(WCPFC)第8回年次会合」の結果について
平成24年3月26日(月曜日)から30日(金曜日)まで、グアム(アメリカ合衆国)で「中西部太平洋まぐろ類委員会(WCPFC)第8回 年次会合」が開催されました。
中西部太平洋におけるメバチ・キハダの保存管理措置が合意されました。
1.中西部太平洋まぐろ類委員会(WCPFC)について
中西部太平洋まぐろ類委員会(WCPFC*1)は、中西部太平洋における高度回遊性魚類(マグロ、カツオ、カジキ類)資源の長期的な保存及び持続的な利用を確保することを目的として設立された地域漁業管理機関です。
毎年開催される年次会合において、対象資源の保存管理措置等が議論され、決定されています。
*1 WCPFC:Western and Central Pacific Fisheries Commission
2.日程及び場所
平成24年3月26日(月曜日)から30日(金曜日)まで
グアム(アメリカ合衆国)
3.参加国・地域
日本、中国、韓国、フィリピン、カナダ、豪州、ニュージーランド、米国、太平洋島嶼国(サモア、フィジー、マーシャル、パプア・ニューギニア等)、EU、台湾等
(締約国23ヶ国+EU、台湾)
4.我が国出席者
宮原 正典 水産庁次長(日本政府代表)ほか、水産庁、外務省、独立行政法人 水産総合研究センター及び関係業界
5.結果概要
討議すべき議題が多く、メバチ・キハダの保存管理措置の改正について議論を行う時間が十分にとれなかったため議論が収束せず、現行の保存管理措置(*2)を1 年間延長することが合意されました。2013年以降の保存管理措置については、本年12月にフィリピンにて開催される第9回年次会合において議論されます。
(*2)現行の保存管理措置(2009-2011年の措置)
(a)まき網漁業
集魚装置を用いた操業の3ヶ月間(7-9月)禁止
(b)はえ縄漁業
メバチの漁獲量を2001-2004年の平均値から30%削減
キハダの漁獲量を2001-2004年の平均値より増やさない
6.その他
平成24年3月23日付けプレスリリース「中西部太平洋まぐろ類委員会(WCPFC) 第8回 年次会合」の開催について
https://www.jfa.maff.go.jp/j/press/kokusai/120323.html
<添付資料>(添付ファイルは別ウィンドウで開きます。)
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