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(1)漁業・養殖業の国内生産の動向

〈漁業・養殖業の生産量及び生産額は減少〉

我が国の漁業・養殖業生産量は、緩やかな減少傾向が続いており、その要因として、海洋環境の変化や水産資源の減少等が指摘されています。令和6(2024)年は、前年から約19万t(約5%)減少し、約364万tとなりました(図表2-1)。

このうち、海面漁業の漁獲量は、前年から約14万t(約5%)減少し、約279万tでした。魚種別では、カツオ等が増加し、マイワシ、ウルメイワシ等が減少しました。他方、海面養殖業の収獲量は約80万tで、前年から約5万t(約6%)減少しました。これは、ホタテガイ、ワカメ類等が減少したことによります。また、内水面漁業・養殖業の生産量は、約5万tで、前年から約5千t(約9%)減少しました。

令和6(2024)年の我が国の漁業・養殖業の生産額は、前年から約541億円(約3%)減少し、約1兆6,297億円となりました(図表2-2)。このうち、海面漁業の生産額は約8,915億円で、前年から約604億円(約6%)減少しました。この要因としては、イワシ類(シラス等)において、漁獲量が減少し、価格も前年の高値から低下したこと、マグロ類の漁獲量が減少したこと等が影響したと考えられます。

海面養殖業の生産額は約6,077億円で、前年から約121億円(約2%)増加しました。この要因としては、ノリ類において、令和4(2022)年の秋から続く国内の不作に伴う価格の上昇や、クロマグロの収獲量が増加したこと等によるものと考えられます。

内水面漁業・養殖業の生産額は約1,305億円で、前年から約58億円(約4%)の減少となりました。

図表2-1 漁業・養殖業の生産量の推移

図表2-2 漁業・養殖業の生産額の推移

〈漁業・養殖業の生産額の約44%を養殖が占める〉

令和6(2024)年の我が国の養殖業による収獲量は約83万tであり、内訳は特集においても述べたとおりですが、養殖業による生産額は、漁業・養殖業の生産額のうち約44%を占める約7,240億円となっています。このうち、海面魚類が約3,284億円、海面貝類が約1,174億円、海面藻類が約1,518億円となっています。内水面は、ウナギ、マス類、アユ、錦鯉を中心に約1,163億円となっています。

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水産庁漁政部企画課

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